画家でもある夢咲香織のオリジナルイラストの販売です。アクリル画や、デジタル絵画です。また、作品をスマホの壁紙として販売しています。
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枝桜
¥60,000
アクリル画。四つ切り画用紙。額無し。 青い揺らめく背景に繊細かつ優雅に浮き上がる桜の枝花。背景は青空か、それとも水面だろうか? 鮮やかでありながら移ろい行く時間の儚さを感じさせる、美しい作品です。 桜と言えば日本を思い浮かべるほど、日本人と桜は長い時を一緒に過ごしてきました。春先に一斉に可憐な花を咲かせ、僅か10日程で散ってしまう、まさに【諸行無常】を形にしたような桜は、単に美しいだけでなく、日本人の精神文化に深い影響を与えてきた、特別な花と言えるでしょう。桜の花は儚さと同時に、生命の力強さも表しています。花が散ったすぐ後には、今度は萌えるような緑の葉が一斉に生い茂るのです。花の時期が淡い恋心なら、その後の緑の葉の時期は恋の結果結ばれた若者二人が、新たな人生へと向かって命を燃やして生きていく様です。そして、単なる植物の生態に過ぎないこの過程を、どの様な感性で受け止めるかは、それを見る人間に委ねられています。 日本人は桜に自らの人生に対する美意識を重ねて来ました。あっさりと散って行く花に【潔さ】と【儚さ】の美を見、勢い良く茂る葉に【命の力強さ】を感じ、秋の紅葉に【美に裏付けられた風雅】を見出だしてきました。 この様に特別な植物ですから、画家が桜をテーマにした作品を好んで描くのも無理からぬ事ですね。 ではこの作品を改めて良く見てみましょう。しっかり描かれた枝からは確かな生命力を感じることが出来ます。そしてその上に、ある種ぶっきらぼうとすら見える程のあっさりと自然な筆遣いで、繊細な花が描かれています。そして背景には、どこまでも清涼な空気感と、視るものの心を反映したかの様な、揺らぎのある、しかし力強い青い色彩が広がっています。この作品は頭を使うのではなく、心で感じれば良いのです。繊細さと大胆さ、儚さと強さ、相反する要素が一つに溶け合った美しい一枚です。 ※写真撮影のため、現物と若干の色彩の違いがあります。ご理解下さい。
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夜桜の丘
¥50,000
アクリル画。八切り画用紙。27㎝×39㎝。額無し。 夜の丘に立つ桜の木。美しい幻想的な月夜に花びらが散って行く様子はどこまでも美しく、そこはかとない詩情を生み出しています。木ノ下には白い犬が座っており、大抵の日本人ならすぐに【花咲か爺さん】のお話を思い出すでしょう。しかしこの絵にはお爺さんの姿は見えませんね。画家があえてお爺さんを描かなかったのには理由があります。 完璧な自然界の美を表現しようと思った時、そこには人間は居ない方が良いのです。そう言うと、あなたは【エッ!? どうして? 昔話のお爺さんは良い人なのに!】と思うかも知れませんね。もちろん、【花咲か爺さん】に登場する善良なお爺さんは良い人に違いありません。しかし、人間は他の動植物と違い、完全なる自然に属しているわけではないのです。現代的な文明から離れた原始部族の人々ですら、彼らなりの【文明】を持っています。もちろん、それら人間の営みを描く事も素晴らしい創作です。 しかし、今回は人間が作ったお話や設定から離れて、より純粋に風景に込められた【美】に焦点を当てました。この絵の風景には人間は居ません。ですから、この美しい風景を【絵の中で】見れる人は誰も居ません。しかし、この風景を絵にした事で、私達鑑賞者が見る事が出来ています。 分かりますか? 絵の中に人物を描いたら、最早その風景は【秘境】では無くなるのです。既にその人物が発見している訳ですからね。画家は鑑賞者に、この風景の【遭遇者】【発見者】になって欲しかったのです。そうした隠れた設定を施す事により、単なる絵の鑑賞によりドラマが生まれるのです。 さて、説明はともかく、改めてこの絵を見てみましょう。力強いタッチで描かれた空や丘は、鮮やかで複雑な色彩を放っています。月の明かりが神秘的なムードを高め、見るものを幻想的な感覚へ誘います。桜も一見ザックリと描かれながら、良く見ると細かな点描による繊細なニュアンスが加えられています。【時には大胆に、時には繊細に】そうしたスケールの大きな世界観の作品です。 ※写真撮影のため、現物と若干の色彩の違いがあります。ご了承下さい。
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池
¥30,000
アクリル画。八切り画用紙。額無し。 どこまでも澄んだ青空に、瑞々しい草木の緑。睡蓮の浮かんだ清涼な池の水。そして、可愛らしい白いヤギ。ただただ牧歌的で美しく、暖かい作品です。 現代人は皆忙しく、時には何か心の底からの癒しを求めています。しかし、癒しを求めて山や海へ行くのにも、長い道のりを渋滞にまみれながら移動したり、行った先も観光客でごった返し、かえって疲れた、これなら家にいた方がマシだったかな、なんて事もありますよね? しかし、絵なら自宅に居ながらにして、癒しの空間に一飛び出来るのです! もちろん、自分は生まれた時から田舎に住んでいて、周りには自然が沢山あるよ、という方もいらっしゃることでしょう。しかし、絵の様に美的要素だけ、という自然は中々ありませんし、またその様な風景を求めたら、無人島や人を寄せ付けぬ険しい山脈など、命がけの旅となるでしょう。絵なら、危険をおかすことなく安全に、美しい風景をいつでも眺める事が可能です。 この絵は、一見素朴でラフな筆遣いでありながら、画家の細心の注意がはらわれています。手前の鮮やかな草木の背後には、ほとんど気が付かないような、うっすらと霞むような森の影が見えます。この様なさりげない表現によって、絵に奥行きと空気感が生まれ、夏の水際の瑞々しい感触が画面にたち現れています。 眺めているうちに、草や水の香りが漂って来るような、そんな素敵な作品です! ※写真撮影のため、現物と若干の色彩の違いがあります。ご理解下さい。
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崖
¥20,000
アクリル画。色紙ボード。額無し。 爽やかな色合いが魅力的な風景画です。力強いタッチが、観るものを前向きな気持ちにしてくれます。 皆さんは、【崖】と聞いて何を思うでしょうか? 大抵【崖っぷち】など恐ろしく、ネガティブな印象を持つのではありませんか? しかし、この絵を良く見てください。崖の下にはちゃんと道路があり、その向こうには草原があって、その先が海です。もちろん、海にすぐ迫った崖だってありますし、高い崖から転落すれば無事では済まないでしょうが、風景としては決してそこで終わってはいません。 崖の先には街を繋ぐ道があり、海の向こうは世界と繋がっている… そう、賢明な貴方はもう気が付きましたね? この絵は、【断絶】などこの世には無いことを表しているのです。皆さんが未来に絶望する時、それは【ああ、もう終わりだ。この先はもう何も無い】という気持ちに支配されてしまうことでしょう。しかし、生きている限り、常に先はあるのです。いつもつまづいて、中々先へ進めない貴方にこそ、この絵は力を与えてくれるでしょう。 ※写真撮影のため、若干の色合いの誤差があります。ご理解下さい。
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友情
¥12,000
アクリル画。20cm×30cm。プラスチック額。 虎にもたれる女性。どちらもリラックスしていて、二人は本当に信頼しあっているようです。猛獣と美女の組み合わせは、【美女と野獣】のお話のように、昔から人気ですよね。 この絵の魅力は、アッサリして自由な筆遣いとほのぼのとした雰囲気にあります。もちろんどんな画風の絵が好きかは人によりますが、仮にこの絵がハイパーリアリズムで描かれていたらどうでしょうか? 多分ある種の緊張感が漂うのではないでしょうか? この絵はまるで子供が柔軟な発想で描いたかのような、不思議な魅力に満ちています。小手先の技法に頼ることなく、文字通りハートからのあふれる思いで描かれました。この様な純粋さというものは、大人になり、歳を重ねていくうちに失われてしまうものです。 しかし、アーティストというものの使命の一つには、その様に失われてしまった人間が本来持っていた筈の美しくて純粋な心を甦らせる事があります。人間の多くは間違っています。つまり、大人になるとは、純粋さを捨て、社会の醜悪さに慣れていく事であると勘違いしているのです。あなたの胸の内を良く覗いてみてくださいをあなたは本当に、そのような薄汚れたマインドで生きていたいと思っているでしょうか? 嫌な事を無理に受け入れる必要はありません。私たちはもっと素直になって良いのです。その事をこの絵は教えてくれます。 ※写真撮影のため、若干の色彩の違いがあります。ご理解下さい。
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お月見
¥20,000
アクリル画。30cm×20cm。プラスチック額。 そうげんにすわって、月を眺める犬。多分柴犬でしょうかね? 画家は柴犬を飼っていました。彼は時々空を見上げて何か考えているような表情をしていました。一体何を見つめて、何を考えていたのか謎ですが、この絵の様に見ているものに深く感じ入っているのだとしたら、面白いなあ、と思います。 月と犬は古くから良くあるテーマですが、人間が月を眺めている絵より、より素朴で自然と無理なく同調する雰囲気が出ていると思います。更には地球の自然を越えた、遥かな宇宙すら感じさせる作品となっています。 日本人は伝統的にお月見の習慣がありました。これは一つの文化であり、かつての人々は月に特別な情緒を感じてきました。月は単なる天体なのではなく、人間の心に訴えかける、より感情的な現象でした。現代ではこの様な情緒は無駄で非効率な非生産的なものとして、軽く扱われがちです。しかし、人間とは単なる生産活動のための駒ではなく、本来豊かな感性を有した、もっと豊かで偉大な存在だった筈です。その様な感覚を、むしろ身近な犬をはじめとした動物や、星空などの自然から改めて学ぶ必要があるのではないでしょうか? ※写真撮影のため、若干の色彩の違いがあります。ご理解下さい。
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小屋
¥2,500
デジタル絵。2800pix×2100pix. 夕暮れの山脈が美しい紫に染まっています。手前には、粗末な小屋がポツンと佇んでいます。辺りには静寂のみが漂い、まるで世界が時を止めたかのようです。この作品は画家の高い美意識とほとばしる情熱で描かれました。シンプルな表現でありながら、画面には意識の深みを体験した者だけが知る、孤高の美があふれています。 ※この作品は著作権で保護されています。個人で楽しむ以外の複製や、商用利用はお控えください。
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横顔~青
¥2,300
デジタル絵。2800pix×2100pix. 青い空間に白い美しい横顔が浮かび上がります。夢に向かう希望にあふれた若い女性の姿が眩しく輝いています。ブルーの色調で描かれたこの絵は、見るものに清々しさと、前向きな気持ちを与える事でしょう。 ※この作品は著作権で保護されています。個人で楽しむ以外の複製や、商用利用はお控えください。
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夏の小路
¥36,000
アクリル画。30cm×20cm。プラスチック額。 夏の強い陽射しの中、立ち並ぶ緑の間を通る小路を黒い犬が歩いています。何気ない日常の一コマですが、そこにはあふれんばかりの美と、詩の世界が広がっています。 やや乱雑とも言える荒いタッチが、この絵に特別な生命力を与えています。この風景は文字通り生きているのであり、みずみずしい輝きに満ちています。 あなたがこの絵を手にした時、あなたはきっと画家のほとばしる情熱を感じることでしょう。あなたがいつも疲れはて、常に不満とモヤモヤした気持ちを抱えているとしたら、是非この絵を手に入れるべきです。 あなたはこの絵を眺め、そして絵の中へ入り込みます。そう、この絵に描かれた犬の様に。そしてフラフラとこの小さな獣の後をついて行けば良いのです。あなたは絵の中で光にあふれた夏を感じ、生き生きとした草木の匂いを嗅ぎます。そして、次は何画待っているのだろう? とワクワクしながら道を行くのです。どうですか? 楽しい冒険じゃありませんか! ※写真撮影のため、若干の色彩の違いがあります。ご理解下さい。
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窓際
¥2,300
デジタル絵。2100pix×2800pix. 夏を思わせる明るい陽射しが窓から部屋に差し込んでいます。部屋の中に置かれたシンプルなベッドの上に、ポツンと一匹の黒猫が座って、外を眺めています。 ブルーで統一された空間が美しい、詩的な情緒を感じさせる作品です。デジタル絵でありながら、アナログ的な味わい感じさせます。カラッと乾いていながら、深い感情をたたえた作品です。 ※この作品は著作権で保護されています。個人で楽しむ以外の複製や、商用利用はお控えください。
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砂の女
¥2,300
デジタル絵。2100pix×2800pix. 砂漠に巨大な砂の女が寝そべっています。遠方には何食わぬ顔で通りすぎるラクダの姿が見えます。シュールだけれど、何故か懐かしいような、不思議な世界です。 世界中どこでも、大地は偉大なる母として擬人化されてきました。大抵は海や肥沃な農地など、人々に豊かな恵みを与えてくれる土地がその様な扱いを受けてきましたが、不毛の砂漠にだって女神はいる筈です。この砂の女神は、雨が降れば崩れ去ってしまうでしょう。圧倒的な存在感を示しながらも、一瞬で消え去ってしまう女。人によっては、この様な女性を生涯追い続ける事でしょう。 ※この作品は著作権で保護されています。個人で楽しむ以外の複製や、商用利用はお控えください。
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アイランド
¥2,300
デジタル絵。2100pix×2800pix. 初夏の離れ島の風景画。とにかくどこまでも明るくて爽やかな作品です。ちょっこり座った猫も可愛らしいですね。 画家は海辺の町で育ちました。こんな風な景色ではありませんでしたが、何かあると良く海を眺めたものです。楽しい時も辛い時も。個人的には、美しい風景の中に身を置く時が一番癒されます。 あなたもこの猫になったつもりで、絵の中に入り込んでみて下さい! ※この作品は著作権で保護されています。個人で楽しむ以外の複製や、商用利用はお控えください。
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月星
¥2,500
デジタル絵。2100pix2800pix 月と星が輝く夜。男はランプの元で空を眺めています。あなたが人生につまずいた時、落ち込む胸を優しく夜空が癒してくれます。人間の社会は人間が作ったものにすぎません。その狭い世界で上手くいかないからと落ち込む必要は本当は無いのです。 とはいえ、人は何らかの形で社会と繋がっていなければ生きていけません。しかし、必死になる必要は無いのだという事をこの絵は教えてくれます。 是非この絵をダウンロードして、いつでも見れるようにしておきましょう。忙しい毎日であなたの一番大切なあなた自身を大事にする事を忘れないために。 ※この作品は著作権で保護されています。個人で楽しむ以外の複製や、商用利用はお控えください。
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ダイビングジャガー
¥2,300
デジタル絵。2100pix×2800pix 水中に勢いよくダイブするジャガー。水の美しい揺らめきと、ジャガーの力強さと優美さがブレンドされた、生き生きとした作品です。デジタル絵ならではの光の表現が魅力的。
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水底
¥2,300
デジタル絵。2800pix×2100pix 海の底で水面を見上げる少女。様々な種類のブルーが交錯する、美しい水中の世界です。実際に人間がこの様な事をするのは、酸素ボンベを使わなければ無理ですが、絵の中なら何でも可能ですね。笑 海は時には人類、あるいは生命の集合無意識を表すとも言われています。太古の昔、全ての生命は海で発生し、繁栄していった訳ですから、その様な意識を内包していたとしても不思議ではありませんよね。集合無意識は、ある面では少し不気味でおどろおどろしいイメージもありますが、同時に全てを包み込む、大いなる母としての癒しの側面も持っています。 忙しい日常から少し離れて、この美しい水の絵をご覧になって下さい。モヤモヤした頭と心に、水面から一筋の光が差し込むことでしょう。 ※この作品は著作権で保護されています。個人で楽しむ以外の複製や、商業利用は控えてください。
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ビルディング
¥38,000
アクリル画。30cm×20cm。プラスチック額。 道路の脇にビルが立ち並んでいます。夜空には月が輝き、街を照らしています。良くある都市の一部を切り取った風景ですが、強烈な色彩とあえてイビツな線で造形物を描く事により、不思議な世界を造り出しています。 実はこの絵をある人に見せたら、逆さまに見て、それが普通だと思っていた方がいまして、私も逆さまにして見たのですけれど、逆から見ても楽しめましたね。意図してその様に描いた訳ではありませんが、面白い現象だと思いました。 この絵は近代的な都会のビルの谷間でも、描き方によって不思議な世界を表現できること、また時に人は、都会のただ中でもある種の不思議な感覚にとらわれる事があるということを示唆しています。特に、この絵には人物が描かれていません。都市から人の姿が消えた時、そこは無人の遊園地の様な、不気味さを伴った怪しい空間に変わることでしょう。しかし、絵でそれを楽しむ分には何の危険もありませんから、是非この不思議な風景を手元に置いて楽しんで頂きたいです。 ※写真撮影のため、若干の色彩の違いがあります。ご理解下さい。
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輝き
¥40,000
アクリル画。20cm×30cm。プラスチック額。 雲の向こうから太陽の光が透けて見えます。光は周囲の雲を黄金に染め、その色彩のグラデーションに思わず目を奪われます。単純な空と雲というモチーフでありながら、色彩の魔力によって、素晴らしいアートとなりえるのです。 画家が美大に通っていた時に、ある教授が言っていました。 【美とは自然界にある】 私も同感です。確かに都市など人工物の美しさもありますが、それらを造り出した人間の美的な感覚は自然界から学んだものです。例えば、ミカン。ミカンには大抵オレンジの実に緑のヘタが付いていますが、このコントラストは補色関係にあります。補色関係にある色彩は隣接して配色すると、お互いを際立たせる効果があります。この色彩の強調により、ミカンがより美味しそうに見えるわけです。 【自然界に美が存在していることこそが、神が世界を造った証拠である】 この様な趣旨の事を言った人がいましたけれど、私も昔から同じことを思っておりました。風景にしろ、野生生物にしろ、手付かずの自然界は本当に美しい! 皆さんも空を見上げて雲を観察した事があるかと思いますが、晴れている時の雲、嵐の時の雲、全ての瞬間が美しくないですか? 自然が既に美しいなら、画家が絵を描く必要がどこにあるのだろう? その様な葛藤に苛まれたこともありますけれども、しかし美しい物を自ら描く事によって、自分もその美の一部になったような気持ちになるのです。そして、自然を常に見たいと思っても、そのようなチャンスが常にあるわけではない人もいますから、画家は絵を描く訳です。 この雲の絵は、鮮やかな光に満ちていながら、アッサリとした雰囲気を保っており、タッチはのびのびとして素朴です。美しいだけでなく、見るものに解放感と楽しさを与える、非常に自由な感覚を呼び覚ます絵です。ぜひ毎日ご覧になって、心を浄化して頂きたいです。 ※写真撮影のため、若干の色彩の違いがあります。ご理解下さい。
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浮遊
¥18,000
アクリル画。20cm×30cm。プラスチック額。 宇宙空間に浮かぶ女性。多分皆胎児の頃の記憶が思い出せたら、きっとこんな感じなのではないでしょうか? 私たちの魂はどこから来たのでしょうか? 夜空を眺めて星を見るのが好きな人は、もしかしたら宇宙から転生してきた魂なのかも知れません。 そうでなくても、重苦しい地上から離れて、宇宙へ行ってみたいと思う人は多い事でしょう。 宇宙的な視点から見れば、地上の生活の悩みなど小さな事に思えてきます。私たちは皆、星の欠片なのだと思ってみることは、つまらない争いや自信の無さ、嫉妬心などから自由にしてくれます。どんな人でも、皆それぞれ煌めく星のような輝きがあるということに気が付いた時、人は心の底からの平和な気持ちになれます。 顔立ちや体つきが美しいという事はもちろん素晴らしいことですが、それ以上に心が美しいという事にはかけがえのない価値がある事でしょう。人は生まれてから成長し、社会に揉まれるうちに、辛辣で歪んだ心になりがちです。しかし、それは本来の貴方ではありません。複雑な思考をすると、美から遠ざかるのです。 美とは常にシンプルなものです。そして、美に触れる事によって、心は豊かになっていきます。画家はいつも自分の心に浮かんだ光景を描きます。シンプルでありながら、美を湛え、出来れば楽しい方が良い。そんな気持ちで描いています。 世界は暴力や破壊にさらされています。そんな中でも、せめてアートなどの美しいものは残していきたい。きっと同じように思うかたも沢山いる事でしょう。そういう人が少しでも増えていったら、きっと世界は素晴らしくなるでしょう。 ※写真撮影のため、色彩など若干の違いがあります。ご理解下さい。
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灯火
¥28,000
アクリル画。20cm×30cm。プラスチック額。 砂漠の砂丘を背景に、独り旅の途中で座り込む少年。ランプの明かりに行き先を占っていますが、この灯りは未来への希望そのものでしょう。 この絵は現実の世界というより、画家本人の内面世界を表したものです。暗い夜の砂漠の様な人生における絶望感の中をさ迷い、既に自らの思考は放棄して、一つの灯火に未来を委ねました。時に人は、この様な岐路に立たされます。最早考えても無駄だという事を悟った時、人は明るい光に訊ねてみるしかありません。 もちろん、この作品の深い意味を知らなくとも、十分楽しむ事は可能でしょう。子供の絵本に出てくるような、素朴でロマンチックな砂漠の風景は、見ているだけで心が踊るようです。 ある時期、画家は砂漠の風景に強く惹き付けられました。昼間強烈な太陽に焼かれた砂は殺菌されて清潔であり、人工物の無い環境の空気はきっと澄んでいる事でしょう。もちろん、この様な過酷な環境に人は住めませんが、だからこそ、水のありがたさや出会う人への親しみも増すことでしょう。 現代日本人は先進文明による豊かさを享受し、死亡率も低下して人口も増えました。もちろん、それは幸せな事に違いありません。しかし、他人が沢山ひしめいていて当たり前の世界では、激しい競争や、時には苛めなども起きます。もしこの絵の中の様に、世界に自分しか居ないという状況に置かれたら? と想像してみてください。きっとどんな他人であれ酷く恋しくなることでしょう。 ※写真撮影のため、若干の色彩の違いがあります。ご理解下さい。
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レディ・シルビア
¥38,000
アクリル画。サイン用色紙。 美しい裸体を惜しげもなくさらすレディ。上半身は中性的で少年のようにも見えます。女性の美しさには様々な種類がありますね。豊満でグラマーなタイプが好みの人もいれば、スレンダーなタイプが好きな人もいるでしょう。 このレディ・シルビアはスレンダーですが、しかし気品があります。穏やかで優しく、うっすらと官能的ですらありますが、不健全で背徳的な感じはしません。画面右下のキントウンの様な雲は、実はこの女性が天界に属している事を表しています。 本来女性とは、いえ、人間はこの様に天に属する存在でした。こう言うと、それは宗教ではないのか? と怪しむ人もいるかも知れませんね。しかし、人間だけが他の生物とは違い、文字や記号、絵などの抽象概念を理解できること、単なる生殖行為だけではない、愛情を持っていること、死後の世界や未だ見ぬ未知の世界を想像する空想力を持っていることなどからも分かるように、人間とは本来は地球の3次元世界だけでなく、もっと上位の次元世界の魂を有しているのです。 まあ、その様な話を抜きにしても、この絵は美しく、心に満足感と癒しを与えてくれます。良いアートは人々の心を楽しませ、より高い意識レベルへと誘う力を持っているものです。 ※写真撮影のため、若干の色彩のズレがあります。ご理解下さい。
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黄昏の海
¥34,000
アクリル画。20cm×30cm。プラスチック額。 夕暮れ時の海。夕焼けの美しい色彩に染まる空と波打つ水面を伸びやかなタッチで描きました。海はいつ見ても美しいものですが、とりわけ黄昏時の時間には、まるで魔法のようなときめきを与えてくれます。この美に酔いしれる時、私たちの心は穏やかに満たされて、他には何も要らないような気分にさえなります。 画家は長い間気持ちが塞ぎ、様々な人や社会から抑圧される様な体験をしたことがあります。その様な時には、人からの励ましの言葉よりも、海を眺める事の方が効果があります。寄せては返す並みを見ているうちに、あることに気がつきます。人生も同じだという事。ある時は幸運が訪れ、やがてそれも引き返して自分には空虚だけが残る事もあります。しかし、波はいずれまたやって来るのです。自分の心を開いて、やって来るもの全てを受け入れる気持ちになりさえすれば、何でもやって来ます。中にはありがたくないものもありますが、先ずは受け入れ、それから選別すれば良いのです。 大事なことは常にリラックスする事。やらなければならないことも、リラックスしてやっていると、そこに楽しさが生まれてきます。しかめ面して、必死になっている時には良いことは訪れません。 自分も海になる事。広大な海に意識の波長を合わせて物事や人に接していると、例えそれが社会的には正しくても、理論的には整合性があったとしても、自分を抑圧して来る者の言うことを真剣に取り合う必要など無いことに気が付きます。 私たちは海の波間に生まれる泡なのであり、夜空を染める光なのである事が自然に理解できる時、私たちは言葉にできないほどの喜びに満たされます。 画家はその喜びを多くの人と共有したいと思ってこの絵を描きました。暗闇に沈む人の心を一人でも救えたら、幸いです。 ※写真撮影のため、若干の色彩の誤差などがあります。ご理解下さいませ。
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三日月
¥45,000
アクリル画。30cm×20cm。プラスチック額。 深紅の空間にオレンジのオーラが波打ち、その影から一人の女性が姿を現します。背後には三日月が輝いています。情熱を秘めた神秘がそこにはあります。 女性の魅力とは何でしょうか? 一般的には美しい容姿、健康な子供を生めそうな体でしょうか。もちろんそれらは魅力的です。特に男性から見た時には。しかし、それらは女性の魅力のほんの一部でしかありません。女性という存在は、あらゆる世界を内包する、偉大なる子宮であり、広大な海なのです。全ての女性たちはこの事を本能的に理解しているでしょう。もし、理解できないとしたら、それは男性主導の社会常識やしきたりなどによって、自らの女性性に蓋をしてしまい、心が傷ついてしまったからです。 もうその様な古い時代の傷は癒され、新しく(と同時に最も古い)生き生きとした女性像に切り替えていかなくてはなりません。そうしないと時代に取り残され、真の人類の幸福は無いでしょう。 赤は血の色、情熱的な愛の色です。毎月月経を迎えている女性にとって、血は恐怖や嫌悪の対象ではありません。血は生命力そのものです。恋愛であれ、子育てであれ、趣味であれ、自分が好きなことに情熱を持って取り組む時には、体と心の底から沸き上がるような力を感じる事でしょう。この絵はそんな一生懸命な女性たちを応援します。三日月は、彼女たちの願いの成就には、まだ少し時間がかかることを表しています。しかし、やがては満月へと成長する事でしょう。 美と力は同じなのです。強いものは美しく、美しさは力となるのです。あなたは夜空を見上げて、輝く月を眺めたことがあるでしょう。その美しさに見とれた事もあるかと思います。文学などでは、月光は美しいが儚いものである様な表現をされてきました。しかし、その美しい月が実際には地球とそこに住む生物に多大な影響を与えている事を知っていますか? 珊瑚の産卵や潮の満ち引きなど、皆月の影響です。だからこそ、人は月を美しいと感じるのです。決して無視できない、圧倒的な力が、多くの人を惹き付け、魅了してきました。月にまつわる数々の伝説や神話、芸術作品が作られたのが何よりの証拠です。 女性は世界的に月に例えられる事が多かったのですが、理由はその穏やかな影響力にあります。男性は太陽に例えられましたが、太陽の力は農作物の育成などに大きな影響を及ぼす一方で、干ばつなどの狂暴な側面も持っています。一方で月は、太陽の様な熱量はありませんが、生物の生理機能に目には見えなくとも大きな影響力を持つのです。静かに世界を見守り、生物の成長を育みながら、そこに詩的な情緒をも与えます。強く、かつ優しくて更に美しい。女性達は本来、もっと称賛されるべきなのです。 ※写真撮影のため、若干の色彩の誤差などがあります。ご理解下さいませ。
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街角
¥25,000
アクリル画。20cm×30cm。プラスチック額。 小雪のちらつく街角。ポツンと立った街灯の下で、犬が人待ち顔で佇んでいる。はぐれた飼い主を待っているのだろうか? ただでさえうら寂しい冬の街角に、更に人を待ち続ける悲しみ。そんな胸に突き刺さる風景です。 確かにこの絵には悲しみが含まれています。しかしそれが美しさを醸し出しています。美には様々な種類があります。エレガントな美、崇高で壮大な美、ポップで賑やかな美、色々ですが、さしずめこの作品に流れているのは、伝統的な日本の【侘び・寂び】の美でしょう。それを更により現代的に表現した、見るものに深い感慨を与える味わいのある作品となっています。 画家は雪国出身です。南国出身の人は時に、あまり深く考えずに雪に憧れたりします。ロマンチックなイメージを抱いたり、レジャーのイメージが強かったりするのです。しかし、雪国に育った人間は、その様には思いません。雪は住民を圧迫し、自由を奪う自然の脅威であり、春までそれに耐えるしかない、重苦しい重圧として感じられます。しかし同時に、ある感性を持つ者にとっては、その悲しさ、辛さから美を導き出すことができるのです。 寒々とした冬の街角の、誰もいない薄暗い景色の中すら、やはり美は宿っています。私達が感覚を研ぎ澄まして風景に隠れた声に静かに目を凝らし、耳を傾ければ、そこには美しかないのです。世界には美しかないと気付いた時、恐怖は消えていきます。 ※写真撮影のため、若干現物との色味の違いなどがございます。ご理解下さいませ。
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緑馬
¥45,000
アクリル画。20cm×30cm。プラスチック額。 目の覚めるような緑の波間から、勢い良く現れた馬。新しく物事を始める時には、この馬の推力と、はやる心を落ち着かせるグリーンが必要になります。情熱的に事を推し進めるなら、赤が相応しいのではないか? と思うかも知れませんが、赤のエネルギーは強いけれど、一瞬なのです。緑のエネルギーは、確実にハートを通しての理解を経てから、物事を開始します。だからもし失敗しても後悔しません。それはあなたが本当に心の底から望んだチャレンジだからです。 この絵は、あなたの新しい挑戦を応援するために描かれました。古い価値観や習慣を脱ぎ捨て、全くの未知の領域へと踏み出す時には、この絵を側に置いて下さい。この絵から溢れるエネルギーは、あなたの心をクリアにして、迷いや不安を追い払います。恐れは誰の胸にもやって来ますが、それはあなたの脳が作り出した幻影に過ぎません。あなたが何かを始めると決めた時には、既にそれを成し遂げるだけの力と勇気があなたの潜在意識の中にあるのです。それを思い出してください。 ※写真撮影のため、若干現物との色味の違いなどがございます。ご理解下さいませ。